ボルダリングのトレーニングメニュー!5級6級の中級者はスクワットで尻と足を強化!
上半身の筋力だけでは限界がくる!5級や6級あたりの中級者は、下半身に目を向けよう! 5級や6級はフック系のムーブが必須になる! スクワットで尻の筋肉と足の筋肉を強化しよう!
上半身の筋力だけでは限界がくる!5級や6級あたりの中級者は、下半身に目を向けよう!
ボルダリング脱初心者の1つの壁は6級にあります。
これは、6級から手足限定の課題になり、力任せでは課題をクリアできなくなってくるためです。
ここから先は、ボルダリング特有の体の使い方を習得していかなければなりません。
ボルダリング特有の体の使い方をムーブと言います。
今までの課題で上半身の筋肉はそれなりに発達してきていると思います。
ここから先は、下半身を使いこなしていくことに目を向けていきましょう!
5級や6級はフック系のムーブが必須になる!
さて、5級や6級で必須のムーブと言えばフック系のムーブです。
フック系のムーブは足を中心としたものです。
特にヒールフックとトゥフックが最もメジャーなフック系ムーブで、5級6級で頻繁に目にするようになります。
ボルダリングで脱初心者を確定的なものにするには、フック系のムーブをいかに自分のものにしているかにかかっています。
さて、フック系のムーブは日常生活では使わない体の使い方が多いため、使用する部位の筋力が足りていない場合が多いです。
そういう方が大半ですが、筋力不足の方はやみくもに課題にチャレンジしても失敗を繰り返すばかりです。
フック系のムーブに関しては、筋トレして筋肉をつけてから実践に移行する方がスムーズです。
膝は繊細な関節ですし、筋トレで筋肉をしっかりつけてからの方が、ケガ防止の観点からも良いといえます。
スクワットで尻の筋肉と足の筋肉を強化しよう!
さて、フック系のムーブにはスクワットによる筋力トレーニングが有効です。
スクワットは、ヒールフックに有効な腿裏の筋肉であるハムストリングを効果的に鍛えることが出来ます。
他にもトゥフックに有効な筋肉も満遍なく鍛えることが出来ます。
また、スクワットはお尻の筋肉も効果的に鍛えることが出来ます。
お尻の筋肉は人体のバランスをとるのにとても重要な筋肉で、よりバランス感が重要になってくる中級課題ではお尻の筋肉が発達しているとアドバンテージがあります。
このようにスクワットは中級者の上達に必要な筋肉をバランスよく鍛えてくれます。
さすが筋トレ界隈でBIG3と呼ばれ、筋トレの王様と言われているだけありますね!
さて、筋トレではフォームがとても大切です。
正しいフォームで行わないと目的の筋肉に効果的に効かせることができません。
効果半減!なんてこともあります。
ですので、効率的に鍛えるためにも正しいフォームでスクワットをするようにしましょう!
★★ 正しいスクワットのやり方とフォーム ★★
・まず、足を肩幅程度広げます。
・次に、つま先を膝の曲がる方向を合わせます。
・背中を一直線に保ちながら、ゆっくりと腰を落としていきます。
この時、重心がかかとにかかっていることを意識しましょう
・腿と床が平行になるまで下げ、一瞬静止した後、元に戻します。
一瞬静止することで、筋トレ効果を倍増させることが出来ます!
この動作を30回繰り返します。
20秒のインターバルを挟んで、3セット程度行うことをお勧めします。
物足りなくなってきた方は、両手に2リットルのペットボトルを持って行います。約4キロ負荷を上乗せできます。
それでも物足りない方は、人をおんぶした状態で行いましょう。
ここまでできればフック系種目を習得するのに十分な筋肉がついているでしょう。