【ボルダリングのホールド】クリンプのコツとトレーニング!脱初心者!中級者にレベルアップ!
クリンプとは クリンプが初心者に厳しめな理由 クリンプの攻略のコツ クリンプの攻略のコツ1・カチ持ち クリンプの攻略のコツ2・カチ持ちは指を痛めやすいので補強をしよう 早速実践でカチ持ちを試してみましょう!
クリンプとは
クリンプとは、別名カチとも呼ばれています。
クリンプは、握ったりつまんだりしにくい形状をしています。
厚みがなく、浅めの形状をしていて、まさに岩場のとっかかりという感じです。
クリンプが初心者に厳しめな理由
これは容易に想像がつくと思いますが、掴める場所がなく、あってもほんの少しのとっかかり程度しかないものは、初心者はとてもじゃありませんがうまく使いこなすことができません。
その他、クリンプは、その形状からひっかける必要があるため、指を痛めやすいです。
初心者は痛める前に、「あ、無理」ってなってしまうので、上達しません。
しかし、指のケガはパキるのが一般的ですが、いったんパキると3か月は安静にしなくてはならないので、この無理っていう感覚は意外と大切だったりします。
皆さん、無理せず楽しくボルダリングを行いましょう!
クリンプの攻略のコツ
クリンプ攻略のコツは、引っ掛けることです。
クリンプは、厚みがなく、そして、平たく長いものが多いです。
ジャグ(ガバ)のように掴むことはできません。
ピンチのようにつまむことはできません。
引っ掛けるしかないのです。
クリンプの攻略のコツ1・カチ持ち
クリンプ攻略には「カチ持ち」が最適です。
カチ持ちは、まさに引っ掛けるための持ち方です。
人差し指、中指、薬指、小指を第一関節を伸ばして第二関節を曲げるようにすることで、とっかかりのフックのような形をつくります。
その4本の指の上に、親指をかぶせるようにして蓋をします。
こうすることで、あまり力を使わずに引っ掛けることが出来るようになります。
また、力が籠めやすくなるため、体を持ち上げたい時に、背筋の力をスムーズに伝えることが出来るようになり、すいっと体を持ち上げることが出来るようになります。
クリンプの攻略のコツ2・カチ持ちは指を痛めやすいので補強をしよう
カチ持ちは、とても有効な手段ですが、注意点もあります。
それは、指の故障です。
「パキる」という言葉が、ボルダリング界隈ではよく聞かれますよね?
これは、指の腱断裂で、結構な重症です。
ケガの程度にもよりますが、最低でも3か月は安静にする必要があります。
日常生活でも影響が出てしまうので、本当に注意してくださいね。
なので、クリンプがあるコースを行う前には、必ず、入念な指のストレッチを行っておきましょう。
少しても違和感があるときは、コースを変えるなどの対応を行うと良いです。
その他、普段から指のトレーニングを行うことで、ケガの防止になります。
指をピンポイントで鍛えるには、フィンガートレーナーが最適です。
ボルダリングに限らず、ピアノなど指先の力を使用する専門家がトレーニングで使用するものです。
筋トレのように本格的に行うものではありませんが、空き時間にコツコツとトレーニングしておきましょう。
指のケアは怠らないようにしましょうね。
早速実践でカチ持ちを試してみましょう!
とはいえ、練習しないとなにも身に付きません。
とりあえずは、ボルダリングジムに行ってストレッチをしたら、カチ持ちの感覚をつかむために、クリンプがあるコースを登ってみましょう。
カチ持ちのコツは、
①人差し指、中指、薬指、小指を第一関節を伸ばして第二関節を曲げるようにすることで、とっかかりのフックのような形をつくります。
②4本の指の上に、親指をかぶせるようにして蓋をします。
ですよ!
習うより慣れろ!
さくっと練習して感覚をつかんじゃいましょう!
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