ボルダリングのトレーニングメニュー!初心者は懸垂から!
ボルダリング初心者は、上半身の筋力が足りていない ボルダリングで使う上半身の筋肉は懸垂で満遍なく鍛えられる ボルダリングのトレーニングメニュー 順手懸垂 ボルダリングのトレーニングメニュー 逆手懸垂
ボルダリング初心者は、上半身の筋力が足りていない
ボルダリング初心者の方は、圧倒的に上半身の筋力が足りていません。
もちろん日常生活を送る上では十分な筋肉を持っていると思います。
しかし、ボルダリングのように腕の力で体重を支えるような高強度の運動に必要な筋肉量にはほど遠いです。
日常生活で腕の力で体重を支える機会などまずありませんので、ボルダリングに必要な筋肉が発達していないのは当然です。
普段から運動をしている方でも、腕の力で体重を支えるような運動はレアなので、ボルダリングに必要な筋力は十分ではないことの方が多いです。
このようにボルダリングを始めたばかりの初心者の方は、上半身の筋力が圧倒的に不足しています。
反対に下半身の筋力は、足で体重を支えることは日常生活で当たり前のように行っているので十分な筋力があります。
ボルダリングで使う上半身の筋肉は懸垂で満遍なく鍛えられる
ボルダリングでの上半身の使い方はシンプルです。
ボルダリングでは、体を上へ引き上げていく動作がほとんどです。
なので、基本的に引く力を鍛えてあげればよいのです。
この力を効率的に鍛えることが出来るトレーニングメニューは懸垂です。
懸垂はボルダリングの上半身の使い方に酷似しており、トレーニングがそのままボルダリングの競技力向上に直結します。
ボルダリングでは引く力の源となる広背筋だけでなく、ホールドをつかむ前腕筋群の力や体を引き付ける上腕の筋肉も必要になります。
が、これらの筋肉は懸垂でまんべんなく鍛えることが出来ます。
初心者はまず懸垂から始めましょう!
ボルダリングのトレーニングメニュー 順手懸垂
腕の力と肩と広背筋を最も効率よく鍛えるのが、順手懸垂です。
ボルダリングの体の使い方にあったトレーニングメニューなので、きっちり行っていきましょう。
以下の正しいフォームできっちり筋肉に効かせていきましょう!
・まず、懸垂が出来るようなバーを手の平を自分に見せない状態で握ります。このとき、手の幅は肩幅程度にすることがポイントです。
・そのままゆっくりと体を引き上げます。この時、腕ではなく、背中全体を使って引き上げることを意識することがポイントです。
・体を上げきったら、そのままゆっくりと下ろしていきます。
これで1回です。
限界まで追い込みましょう。
最初は1回も出来ないかもしれません。
懸垂は負荷が大きいのでそれも当然です。
10回~20回程度連続して出来るようになるまでは、継続して行っていきましょう。
それまでは他のトレーニングはしなくて問題ありません。
ボルダリングの基本となる引く力をしっかりと鍛えましょう!
ボルダリングのトレーニングメニュー 逆手懸垂
さて、もう一つ同時に行った方が良いのが、逆手懸垂です。
逆手懸垂は、広背筋を最も効率よく鍛えられます。
引く力の原動力になる広背筋をしっかりと鍛えましょう!
また、逆手懸垂は引く力の源となる上腕二頭筋も同時に鍛えることが出来ます。
以下の正しいフォームできっちり筋肉に効かせていきましょう!
・まず、懸垂が出来るようなバーを手の平を自分に見せた状態で握ります。このとき、手の幅は肩幅程度にすることがポイントです。
・そのままゆっくりと体を引き上げます。この時、腕ではなく、背中全体を使って引き上げることを意識することがポイントです。
・体を上げきったら、そのままゆっくりと下ろしていきます。
これで1回です。
限界まで追い込みましょう。
逆手懸垂は順手懸垂に比べて、広背筋を動かしやすいので順手懸垂に比べて簡単に行うことが出来ます。
30回程度連続で行うとこが出来るまで継続しましょう。
順手懸垂と逆手懸垂を目標の回数が達成できるまで継続して行いましょう!
これを達成するまでは、ほかのトレーニングは不要です。
ボルダリングの土台となる筋肉をきっちりGETしましょう!