【アームレスリングのトレーニングメニュー】かみて(噛み手、フック)のための腕力強化!
アームレスリングとは かみて(噛み手、フック)とは 筋力がモノをいう かみて(噛み手、フック)のための筋トレ ダンベルスピネイトカール かみて(噛み手、フック)のための筋トレ ダイヤモンドプッシュアップ スーパーセット法 早速実践しましょうかみて(噛み手、フック)のための筋トレ
以前の記事はこちら。まずは、手首のトレーニングが最優先です。
【アームレスリングのトレーニングメニュー】かみて(噛み手、フック)のための手首強化!
後続記事はこちらです。
【アームレスリングのトレーニングメニュー】かみて(噛み手、フック)のための胸筋強化!
【アームレスリングのトレーニングメニュー】かみて(噛み手、フック)のための背筋強化!
アームレスリングとは
アームレスリングは、卓上の格闘技とも呼ばれる、腕っぷしの強さを競い合う競技です。
世界的には結構な人気競技で、愛好者もたくさんいます。
日本では、女性にも人気があり、最近では、竹中さんが圧倒的な強さを見せており、世界チャンピオンになったりしています。
アームレスリングは下半身の影響が少なめなので、年齢を重ねても継続できるので、ゴルフなどと同様に生涯スポーツとしても良いでしょう。
かみて(噛み手、フック)とは
かみては、2大必勝法のひとつで、相手の手首に対して、噛みつくような体勢を取ることからこう呼ばれています。
手首を巻きながら相対的に自分の手の指を相手の手の指よりも上に持っていくことで、力を効果的に発揮します。
劣勢になった時に相手の手をキャッチするときにも効果的です。
筋力がモノをいう
かみては、比較的筋力にモノを言わせる戦法です。
アームレスリングの必勝法の中でも、最も腕力を必要とします。
やや、筋力に不安がある方は、つりて(吊り手、トップロール)で攻めるのが良いでしょう。
アームレスリングでは、上半身一体すべての筋力を動員します。
まず、力が作用するのが前腕筋群です。
次に力の四点となる、上腕の筋肉たちがいます。
最後に、爆発的なパワーを発揮する体幹の筋肉たちがとどめを刺してくれます。
前腕筋群を鍛えることで、全身の筋力をもれなく発揮できるようになります。
上腕の筋肉を鍛えることで、体幹の筋肉のパワーを、効果的に発揮できるようになります。特に肘の角度を90度に保ち続けることが大切です。
体幹の筋肉を鍛えることで、エンジンとなるパワーが出来当てります。
かみて(噛み手、フック)のための筋トレ ダンベルスピネイトカール
かみてでは、上腕の中でも上腕二頭筋短頭の筋力が最も大切です。
巻き込むような動作では、上腕二頭筋短頭ががっつり働いてくれます。
上腕二頭筋短頭を効率よく鍛えるトレーニングメニューが、上腕二頭筋短頭
実際にかみてを極めるときのような、捻り上げるような動きをそのまま地で行うトレーニングです。
では、ダンベルスピネイトカールのやり方を見ていきましょう
・まず、両手にダンベルを持って立ちます。この時親指が前、小指が後ろになるようにします。
・次に片手ずつ腕を身体側へひねるようにダンベルを持ち上げます。この時小指が親指よりも上に行くくらいまで手をひねり、上腕二頭筋短頭に効かせます。
・最後に元の位置に下げます。
これを繰り返します。
20回くらいできる重量で、20回×3セットほど行いましょう。
かみて(噛み手、フック)のための筋トレ ダイアモンドプッシュアップ
次に、拮抗筋である上腕三頭筋を鍛えます。
ダイヤモンドプッシュアップは、腕立て伏せの一種です。
上腕三頭筋にダイレクトに効かせることが出来ます。
では、ダイヤモンドプッシュアップのやり方を見ていきます。
・まず、両手を胸の前に置き、両手の人差し指と親指でダイア型をつくります。その他は通常の腕立て伏せの体勢をとります。
・肘をゆっくりまげ、体を下ろしていきます。
・体を床すれすれまで下ろしたら、ゆっくりとスタートポジションに戻していきます。
これを繰り返します。
10回×3セット程度行いましょう。
スーパーセット法
ここでワンポイント付け加えたいのが、拮抗筋にあたるそらせる動作に使われる筋肉を同時に鍛えることです。
スーパーセット法と呼ばれる手法で、例えば、上腕二頭筋を鍛えたら同時に上腕三頭筋を鍛えるという手法です。
スーパーセット法のメリットは、筋トレ時間の短縮と、筋肉バランスを整えることにより力を発揮しやすくすること、ケガの防止です。
一回上腕二頭筋を鍛えると1分2分休憩が必要になりますよね。
その休憩時間を上腕三頭筋の筋トレにあてることで、休憩時間を有効活用します。
実質1/2の筋トレ時間で済むので、大変効率的にトレーニングが可能になります。
次に筋力バランスについてです。
拮抗筋との筋力バランスが悪いとパフォーマンスを十分に発揮できなくなります。
よくパンチ力は、背筋力だなどと言いますが、押し出している力のはずが、逆に引く力の方が大事だったりします。
拮抗する筋肉が弱すぎると、本来効果を発揮したい筋肉自体がどんなに力があっても、その力を十二分には発揮出来なくなってしまいます。
拮抗筋はきっちりと鍛えていきましょう。
また、筋肉の拮抗筋のバランスが悪いと、骨折をしやすくなってしまいます。
他にも腱を痛めやすかったりと、あまり良いことはないので、筋肉のバランスはしっかりととっていきましょう。
早速実践しましょうかみて(噛み手、フック)のための筋トレ
スポーツジムに通っている方は、ジムで行っても良いですが、可能であれば自宅でトレーニングできる環境を作ることをお勧めします。
上腕二頭筋はそこまで大きい筋肉ではないので、なかなか発達しないという特徴があります。
追い込むためには、かなりのトレーニング量が必要です。
なので、気づいたときにいつでもできる環境をつくっていくことが最適です。
基本的にダンベルがあれば、良いです。
20キロ程度までは、割とすぐにもてるようになってくるので、今は5キロ10キロしかできなくても、先を見越して、重めのセットを準備しましょう。
さて、あとはトレーニングあるのみです!
上腕を強化することで、アームレスリング愛好者の中でも頭一つ出た存在になれますよ!張り切ってトレーニングしましょう!