【アームレスリングのトレーニングメニュー】かみて(噛み手、フック)のための手首強化!
アームレスリングとは かみて(噛み手、フック)とは 筋力がモノをいう まずは、力が作用する手首を鍛える かみて(噛み手、フック)のための筋トレ リストカール かみて(噛み手、フック)のための筋トレ リバースリストカール スーパーセット法 早速実践しましょう
アームレスリングとは
アームレスリングは、卓上の格闘技とも呼ばれる、腕っぷしの強さを競い合う競技です。
世界的には結構な人気競技で、愛好者もたくさんいます。
下半身の影響が少なめなので、年齢を重ねても継続できるので、生涯スポーツとしても良いでしょう。
かみて(噛み手、フック)とは
かみては、2大必勝法のひとつで、相手の手首に対して、噛みつくような体勢を取ることからこう呼ばれています。
手首を巻きながら相対的に自分の手の指を相手の手の指よりも上に持っていくことで、力を効果的に発揮します。
劣勢になった時に相手の手をキャッチするときにも効果的です。
筋力がモノをいう
かみては、比較的筋力にモノを言わせる戦法です。
アームレスリングの必勝法の中でも、最も腕力を必要とします。
やや、筋力に不安がある方は、つりて(吊り手、トップロール)で攻めるのが良いでしょう。
筋力は、上半身一体すべての筋力を動員します。
まず、力が作用する前腕筋群。
次に力の四点となる、上腕の筋肉たち。
最後に、爆発的なパワーを発揮する体幹の筋肉たち。
前腕筋群を鍛えることで、全身の筋力をもれなく発揮できるようになります。
上腕の筋肉を鍛えることで、体幹の筋肉のパワーを、効果的に発揮できるようになります。
体幹の筋肉を鍛えることで、エンジンとなるパワーが出来当てります。
まずは、力が作用する手首を鍛える
自分の持つポテンシャルを発揮しやすくするために、まずは、前腕筋群を鍛えましょう。
トップロールで手首を返されたりしないように、きっちり巻いた状態にするために、巻く力を鍛える必要があります。
かみて(噛み手、フック)のための筋トレ リストカール
前腕筋群を最も効率的に、そしてダイレクトに鍛えることができる筋トレ種目がリストカールです。
まず、手順を確認しましょう。
手のひらを天井に向けて前腕を固定してダンベルを握ります。
ゆっくりと手首を反らすことでダンベルを下げます。これがスタートポジションです。
できるだけ反らしたら、手首を返してダンベルを巻き上げます。
ゆっくりとダンベルを下げていきます。
これを1回として、20回×3セットくらい行いましょう。
リストカールで前腕の巻き込む動作に使われる筋肉が鍛えられると、噛み手の攻めが強くなります。
内側に内側に引き込むため筋力がきっちり鍛えられます。
かみて(噛み手、フック)のための筋トレ リバースリストカール
さて、かみてのために前腕の巻く筋力をきたえるとき同時に鍛えておきたいのが、前腕の中でもそらせる筋肉です。
まず、手順を確認しましょう。
手のひらを床に向けて前腕を固定してダンベルを握ります。
ゆっくりと手首を巻くことでダンベルを下げます。これがスタートポジションです。
できるだけたらしたら、手首を返してダンベルをそらせ上げます。
ゆっくりとダンベルを下げていきます。
これを1回として、20回×3セットくらい行いましょう。
スーパーセット法
ここでワンポイント付け加えたいのが、拮抗筋にあたるそらせる動作に使われる筋肉を同時に鍛えることです。
スーパーセット法と呼ばれる手法で、例えば、上腕二頭筋を鍛えたら同時に上腕三頭筋を鍛えるという手法です。
スーパーセット法のメリットは、筋トレ時間の短縮と、筋肉バランスを整えることにより力を発揮しやすくすること、ケガの防止です。
一回上腕二頭筋を鍛えると1分2分休憩が必要になりますよね。
その休憩時間を上腕三頭筋の筋トレにあてることで、休憩時間を有効活用します。
実質1/2の筋トレ時間で済むので、大変効率的にトレーニングが可能になります。
次に筋力バランスについてです。
拮抗筋との筋力バランスが悪いとパフォーマンスを十分に発揮できなくなります。
よくパンチ力は、背筋力だなどと言いますが、押し出している力のはずが、逆に引く力の方が大事だったりします。
拮抗する筋肉が弱すぎると、本来効果を発揮したい筋肉自体がどんなに力があっても、その力を十二分には発揮出来なくなってしまいます。
拮抗筋はきっちりと鍛えていきましょう。
また、筋肉の拮抗筋のバランスが悪いと、骨折をしやすくなってしまいます。
他にも腱を痛めやすかったりと、あまり良いことはないので、筋肉のバランスはしっかりととっていきましょう。
早速実践しましょう
スポーツジムに通っている方は、ジムで行っても良いですが、可能であれば自宅でトレーニングできる環境を作ることをお勧めします。
前腕というのはよく使われている筋肉のため、なかなか発達しないという特徴があります。
追い込むためには、かなりのトレーニング量が必要です。
なので、気づいたときにいつでもできる環境をつくっていくことが最適です。
基本的にダンベルがあれば、良いです。
30キロ程度までは、割とすぐにもてるようになってくるので、今は5キロ10キロしかできなくても、先を見越して、重めのセットを準備しましょう。
さて、あとはトレーニングあるのみです!
まずは前腕を強化することで、素人には負けなくなりますよ!はりきってトレーニングしましょう!